マンション購入における地域の重要性について
私は数年前に新築分譲マンションを購入しており、実際に1年ほど新居に住んだ今思う事を記しておこうかと思う。
まず購入を検討したのは、結婚後すぐ。
今後の子供の事とか将来設計の話をしていく中で、「家賃がもったいない」との理由。
新婚あるあるだと思うが、オリンピックが決定しマンション市況は厳しくなっていた。
どこに住みたいとかの理想はあるが、何事も予算次第ということで、まず初めてのFP相談に行った。
給料などをさらけ出した結果、予算は3000万とかだった気がする。
(正直あまり覚えていない)
近年首都圏で家探しをした人なら分かると思うが、港区勤務者(共働き)にとって、3000万でファミリー向けの良い家など恐らくない。
会社から遠く比較的古めの中古マンションか、ど田舎?や駅からバス便のマンションなど、どれも条件の良くないところばかり。
私は幸い妻の両親からの厚い援助があり、4000万前後の予算で検討を開始した。
そうなると選択肢は下記のように。
A案:都心よりの中古(2LDK or 3LDK)
当時住んでた渋谷区近辺が理想だが、土地勘が無くても都心に近ければ良い。
都心なら駅から遠くても良い。
B案:郊外よりの新築(3LDK)
少しでも都心に近く、職場まで通いやすい立地で駅近
夫婦ともにA案が希望だったのだが、諸々の優先したい条件を考慮すると、B案の物件(仮にPマンション)を購入することになった。
Pマンションは大手不動産会社が販売するマンションで、新築だが当時の市況としては格安とも言える価格設定で、満足いく立地ではなかったけど、なんとか妥協できる範囲か、と思って購入はしていた。
続く。